大江千里、歌を封印した理由を告白
80年代から90年代に渡り活躍したアーティストの大江千里(56)が4日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月〜金・前9時50分)に出演し、歌を封印した理由を告白した。
シンガー・ソングライターからジャズピアニストに転身していた大江は、歌を封印した理由を「自分で作った大江千里の世界観みたいなものは、どこかそこをはみ出すとポップミュージックがあんまりよろしくなくて、ストレスが年々たまっていた」と語った大江。「大江千里を始めたときにラブソングがパワフルな時期でだった」と曲の世界観と実際の自分は年を重ねるごとにギャップが生じたと話した。
引退を考えていた30歳にリリースした「格好悪いふられ方」が大ヒットしたが、47歳で音楽スクールに通うことを決断。仕事を全てキャンセルしてニューヨークの音楽大学で4年半ジャズを学び、伝説のジャズシンガー・シーラジョーダンに認められるまで上り詰めた。
凱旋ライブを行った際には、最後に「格好悪い―」などの自身のヒット曲メドレーを弾き、往年のファン達の涙を誘ったという。